「シン・仮面ライダー」主演は池松壮亮さん、ヒロイン浜辺さん

左から庵野秀明、池松壮亮、浜辺美波
左から庵野秀明、池松壮亮、浜辺美波

アニメーション監督の庵野(あんの)秀明さんが30日、東京都港区の国立新美術館で記者会見し、監督と脚本を担当する実写映画「シン・仮面ライダー」の主役とヒロインの配役を発表した。

主役で仮面ライダーに変身する本郷猛役は、池松壮亮(そうすけ)さん。ヒロインの緑川ルリ子役は浜辺美波さん。

庵野さんによると、池松さんはオーディションを受けた。映画は特撮ドラマ「仮面ライダー」の放送50周年を記念して製作されるが、庵野さんは「僕の中で本郷猛はテレビで主演した藤岡弘、さんの印象がとても強い。踏襲しても消化できないのではと悩んだが、池松くんなら違う本郷猛になる」と決め手を明かした。

会見に出席した池松さんは、「この国の夢といいますか、そういうものを引き継ぐ覚悟で50年ぶりに新しいものを生み出したい」と決意を語った。

池松さんはアクションの練習で右足をけがしたということで、松葉づえ姿での登壇となった。

一方、庵野さんは浜辺さんについては「ヒロインは誰にしようと迷っていたとき、会社の壁にかかっていたカレンダーの写真が浜辺さんで、あ、この人がいいとひらめいた」と話して会見会場を笑わせた。

これに浜辺さんは「自分が思ってもみないところで見られているんだなとカレンダーに感謝しかありません」と応え、また、「仮面ライダーのヒロインを演じるなんて、幼い頃の自分に教えたら驚くでしょう。感謝をしながらすてきな作品作りに取り組みたいです」と意気込みを語った。

撮影はまだ始まっていないが、庵野さんは「同じ世代の人たちが、こういう仮面ライダーもいいなと思ってもらえるような作品を作りたい。いろんな時代の仮面ライダーを好きな人が楽しめる作品を目指したい」と抱負を語った。

映画の公開は、令和5年3月の予定。

また、同美術館では10月1日から庵野さん初の展覧会「庵野秀明展」が開催される。

庵野さんは、総監督を務めたアニメーション映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」がことし公開されて、102億円を超える興行収入を記録した。また、企画と脚本を手掛けた実写映画「シン・ウルトラマン」の公開も控えている。

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