自民党の浜田靖一元防衛相は29日、同日投開票された党総裁選で野田聖子幹事長代行が敗れたことについて「私の努力が足りずに票が出なかった。最後に立候補したことなど反省するところがある」と述べた。浜田氏は、野田氏が出馬に必要な20人の確保に奔走した陣営幹部。都内で記者団に語った。
浜田氏は、岸田文雄前政調会長が新総裁に選ばれたことについては「しっかりとした総裁を選んだことで、大変評価できると思う」と述べた。一方で「総裁が代わったからといって、衆院選が有利になるわけではない。大変厳しい戦いになる」と語った。