中国恒大、再び利払い期限 53億円、資金繰り不安募る

香港にある中国恒大集団の建物=2018年3月(ロイター=共同)
香港にある中国恒大集団の建物=2018年3月(ロイター=共同)

経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団が29日、4750万ドル(約53億円)の米ドル建て社債の利払い日を迎えた。23日が期日の社債利払いのうちドル建て分を既に延期しており、恒大の資金繰り不安は募る一方だ。

前回は22日に人民元建て社債の利払いを実行すると発表したが、今回は直前まで沈黙を保った。

ロイター通信によると、恒大本社がある広東省深圳市の金融当局は、同社グループの投資商品について投資家に払い戻すよう圧力をかけている。中国各地の政府は、恒大が本業の住宅事業の資金を流用しないよう管理を強化しているとも伝わった。

今回乗り切っても、10月にかけて利払い日が相次ぐため、デフォルト(債務不履行)への懸念は続く。(共同)