EU、人権の重要性伝達 中国外相と戦略対話

EUのボレル外交安全保障上級代表(AP)
EUのボレル外交安全保障上級代表(AP)

欧州連合(EU)のボレル外交安全保障上級代表は28日、中国の王毅国務委員兼外相とテレビ会議形式で「戦略対話」を行い、人権がEU・中国関係の重要な要素だと伝達し、両者による「人権対話」の年内開催を提案した。EUが戦略対話の概要を発表した。

ボレル氏は人権対話について「双方の不一致に対処するため極めて重要だ」と強調した。

EUの発表によると、人権に絡み新疆ウイグル自治区や香港の問題について話し合った。台湾に関しても議論し、ボレル氏はEUが「一つの中国」政策を維持すると強調した。EUは最近、台湾と貿易・投資など経済関係を深める方針を打ち出しており、中国は神経をとがらせている。

EUが具体案を今月発表した初のインド太平洋戦略や、米英豪3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」も議題に上った。(共同)