新しい自民党総裁選に決まった岸田文雄前政調会長(64)の決選投票での得票は257票だった。河野太郎ワクチン担当相(58)は170票だった。
岸田氏は、河野氏、高市早苗前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)を含め4人で争った第1回目の投票でも1位だった。決選投票は、国会議員票380票と都道府県各1票の計427票で争われた。
総裁選は今月30日の菅義偉(すが・よしひで)首相の総裁任期満了に伴い実施。首相は当初、再選を目指して立候補する意向だったが、新型コロナウイルス対策に専念することなどを理由に不出馬を表明した。