仏環境派ジャド氏が大統領選候補に 欧州議員

ヤニック・ジャド氏=28日、パリ(AP=共同)
ヤニック・ジャド氏=28日、パリ(AP=共同)

「ヨーロッパエコロジー・緑の党」(EELV)を中心とするフランスの環境政党は28日、来年4月の大統領選候補者を決める予備選で、欧州連合(EU)欧州議員のヤニック・ジャド氏(54)を選出したと発表した。

環境政党を含む左派系からは候補が乱立。世論調査では、いずれの候補も現職マクロン大統領や極右政党、国民連合(RN)のルペン氏に対抗できる支持率を得られていない。一部が出馬を撤回して共闘しなければ争うのが困難な状況だ。

ジャド氏は2009年から欧州議員を務め、EELVでは国内で最も知名度が高いとされる政治家。予備選の決選投票で、環境経済学者のサンドリーヌ・ルソー氏を接戦の末に破った。ただ大統領選第1回投票を想定した最近の世論調査で、ジャド氏の支持率は10%を下回る。

前回17年の大統領選でもジャド氏は予備選で環境政党の候補に選出されたが、社会党候補のアモン元国民教育相を支持して出馬を取りやめた。(共同)

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