両陛下、オンラインで地震防災の国際会議にご臨席

第17回世界地震工学会議の開会式で、画面越しにお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=28日午前、御所(宮内庁提供)
第17回世界地震工学会議の開会式で、画面越しにお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=28日午前、御所(宮内庁提供)

天皇、皇后両陛下は28日、お住まいの御所と仙台市をオンラインでつなぎ、同市で開催された「第17回世界地震工学会議」の開会式にオンラインで臨席された。天皇陛下は開会式のお言葉で英語を用い、同会議が「過去の災害体験や教訓を世界で共有し、地震と津波による被害を大幅に軽減する重要な機会となること」を願われた。

陛下はお言葉で東日本大震災の甚大な被害に触れ、「被災地の復旧・復興活動は、現在も進行中です」とご紹介。犠牲者や家族らを見舞い、復旧や復興に尽力する関係者に「心から感謝します」とも述べられた。開会式の後、両陛下は東京大学の片山恒雄名誉教授による特別基調講演をご視聴。関係者と画面越しに懇談された。

同会議は、世界の地震工学や防災の専門家が集まり、地震防災対策について議論する国際会議で、4年に1回開催されている。今回は「災害に強い社会を目指して」をテーマに、10月2日まで行われる。