帝国ホテル大阪が「エグゼクティブラウンジ」公開

帝国ホテル大阪で10月オープンするエグゼクティブラウンジ=28日、大阪市北区(田村慶子撮影)
帝国ホテル大阪で10月オープンするエグゼクティブラウンジ=28日、大阪市北区(田村慶子撮影)

帝国ホテル大阪(大阪市北区)は28日、同ホテルで初となる「エグゼクティブラウンジ」を報道陣に公開した。高価格帯客室の専用スペースとして10月1日にオープンする。今年7月に閉店したバーを富裕層旅行者の専用施設に衣替えし、新型コロナ禍でも好調な高額消費や、感染収束後の訪日富裕層を取り込む。

全客室の約2割に当たる計75室の宿泊客だけが使えるようにし、約220平方メートルに人同士の距離も保てる全46席を設置。菓子や軽食、お酒も無料で提供するほか、専用タブレット端末で600冊の雑誌も読める。

生駒山を背に大阪の街並みが窓から一望できる23階にあり、読書をしたり夜景をながめながらお酒を飲んだりといった過ごし方を提案。「コロナ禍で街へ出かけての観光が難しい中でも、ホテルでの滞在を楽しむ空間が武器になる」とみている。

スイートルームなどの高価格帯客室は天井高が高く、高級ブランドの浴室用品をそろえるなどして一般客室との違いをうたってきたが、これまでサービス面での差が伝わりづらく、一般客室と同等の料金のまま無料でアップグレードするケースもあった。より分かりやすい特別なサービスを用意することで指名買いを増やし、客室の販売単価アップを狙う。