中国、鄧氏の目標達成総括 習氏路線へ環境整備

中国共産党創建100年を記念する祝賀大会で掲揚される国旗=7月、北京の天安門広場(共同)
中国共産党創建100年を記念する祝賀大会で掲揚される国旗=7月、北京の天安門広場(共同)

中国政府は28日、故鄧小平氏以来の歴代指導者が実現を目指した、貧困脱却を柱とする「小康社会」の達成を総括する白書を発表した。今後は習近平指導部が掲げる格差解消の目標「共同富裕」を今世紀半ばまでに実現させると強調。鄧氏の路線に区切りを付け、長期支配を目指す習氏の路線に移行する環境整備の一環とみられる。

小康社会は経済や国民生活に一定程度のゆとりができる社会を意味し、共産党の習総書記(国家主席)が7月に全面的に達成したと宣言。党中央宣伝部の徐麟副部長は28日の記者会見で「習総書記が自ら指揮し」実現したと述べ、習氏の功績を際立たせた。(北京 共同)

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