神戸山口組組長自宅を警視庁が家宅捜索 詐欺事件に関与か - 産経ニュース

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神戸山口組組長自宅を警視庁が家宅捜索 詐欺事件に関与か

神戸山口組の井上邦雄組長宅に捜索に入る警視庁の捜査員=28日午前、神戸市北区(木津悠介撮影)
神戸山口組の井上邦雄組長宅に捜索に入る警視庁の捜査員=28日午前、神戸市北区(木津悠介撮影)

特定抗争指定暴力団神戸山口組系組員が神奈川県平塚市の高齢女性から現金をだまし取った事件で、警視庁は28日、詐欺の疑いで、神戸市北区にある神戸山口組の井上邦雄組長の自宅など関係先を家宅捜索した。警視庁は詐欺で得た不当な収益が神戸山口組上層部に流れた可能性もあるとみて捜査している。

28日午前11時15分ごろ、警視庁の捜査員ら約20人が井上組長の自宅に次々と入った。捜査関係者によると、警視庁が井上組長宅を捜索するのは初めて。

事件をめぐっては平成30年9月、神奈川県平塚市の女性(75)から現金300万円をだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課が詐欺容疑で、神戸山口組系組員の男ら3人を逮捕。警視庁は3人が計6件で被害総額約1600万円の詐欺事件にも関与したとみて捜査している。

神戸山口組は27年8月、組織運営に不満を持ったとされる井上組長らが、山口組から離脱して結成。翌28年4月15日、兵庫県公安委員会が暴力団対策法に基づく指定暴力団に指定した。

捜査関係者によると、神戸山口組を離脱した中核団体「山健組」が、対立する特定抗争指定暴力団山口組に合流する方向。山口組が優勢となり、警察当局が抗争への影響を注視している。