日中の係争でパネル設置 ステンレス製品めぐりWTO - 産経ニュース

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日中の係争でパネル設置 ステンレス製品めぐりWTO

スイス西部ジュネーブにあるWTO本部(共同)
スイス西部ジュネーブにあるWTO本部(共同)

世界貿易機関(WTO)の紛争処理機関(DSB)は27日、日本製ステンレス製品に中国が反ダンピング(不当廉売)関税を課しているのは不当として日本が中国をWTOに提訴した案件で、裁判の「1審」に相当する紛争処理小委員会(パネル)の設置を決定した。

6月のWTO提訴後、問題解決に向けた日中の協議が不調に終わったことを受け、日本側が8月のDSB会合でパネル設置を要求したが、中国が拒否。2回目の要求では日本を含む全加盟国が反対しない限り、設置されるとの規定に沿って今回、承認された。

今後、パネルを構成する3人の通商問題専門家を選出後、原則として半年以内に結論となる報告が出る。日中両国はパネル報告に不満がある場合は上訴できるが、最終審に相当する上級委員会は米国の反対で委員補充ができず、2年近くにわたり機能停止しており、解決には長期化も予想される。(共同)