北のミサイル発射に茂木外相「深刻な脅威」

茂木敏充外相(三尾郁恵撮影)
茂木敏充外相(三尾郁恵撮影)

茂木敏充外相は28日の記者会見で、北朝鮮が弾道ミサイルの可能性のある飛翔(ひしょう)体を発射したことに関し、「一連の北朝鮮の行動は日本と地域の平和と安全を脅かすもので、日本を含む国際社会全体に深刻な脅威だ」と述べた。

茂木氏は「詳細は分析中」としたうえで、「米国をはじめとする関係国と引き続き、緊密に連携していきたい」と強調した。

茂木氏は米ニューヨークで22日にブリンケン米国務長官、韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外相と会談。北の完全な非核化に向け、外交的取り組みの強化と、国連安全保障理事会決議の完全な履行、地域の抑止力強化の観点から、日米韓の連携の一層の推進を確認している。

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