三菱電、来月1日に報告書 検査不正調査

三菱電機は27日、鉄道車両用機器の検査不正などに関する外部有識者の調査報告書を10月1日に公表すると発表した。調査委員長の木目田裕弁護士と漆間啓社長がそれぞれ記者会見する。問題の一つとされる企業風土の改善といった再発防止策を打ち出す。相次ぐ不正で揺らぐ信頼の回復につなげたい考えだ。

三菱電機は6月、長崎製作所(長崎県時津町)で製造する鉄道車両用の空調設備などに関し、必要な検査を怠っていたと発表した。不正は35年以上にわたった疑いがあり、外部弁護士を加えた調査委員会が実態の解明に取り組んでいる。

調査委員会は長崎製作所と、安全認証の要求を満たさない部品を使って電気制御機器を出荷した名古屋製作所可児工場(岐阜県可児市)を中心に調査した。8月に発表した受配電システム製作所(香川県丸亀市)での配電盤検査など他の不正行為は引き続き調査し、改めて報告する予定だ。

三菱電機は9月をめどに調査結果を報告するとしていた。

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