真・治安論 第1部番外編

精神科病院に丸投げ防ぐ「群馬モデル」

重大犯罪の抑止や再犯防止に向けた重要な論点の一つに、刑事司法と精神医療の連携不足がある。事件を起こした精神障害者への対処について「医療に丸投げしている」という批判だ。一方、専門部署を設けて連携不足を解消しようと取り組む自治体もある。刑事司法と精神医療の狭間(はざま)を埋めるのに何が必要なのか。

刑事司法と精神医療の連携不足を改善するため制度改革をした自治体がある。群馬県だ。精神障害者を強制入院させる行政処分「措置入院」に関与する専門部署を県に設置し、適正化を図ってきた。全国的に珍しい取り組みで「群馬モデル」とも呼ばれる。改革に携わった群馬県立精神医療センター前院長で顧問の武井満氏は「警察と医療、行政が密接に連携してそれぞれの役割を果たすことで、凶悪事件は防げる」と強調する。

ランキング

  1. 「すべてカネ」日大理事長、相撲と恐怖人事で君臨

  2. 歌手の鬼束ちひろ容疑者を逮捕 救急車を蹴った疑い

  3. 「FC2」でのわいせつ動画頒布者にポイントを交換 サイトの運営会社社長を書類送検

  4. 日立物流倉庫から出火、延焼1万平方メートル超に 大阪・此花

  5. 日大理事長逮捕 元理事ら供述突破口に証拠積み上げ

  6. 日大の田中英寿理事長を脱税の疑いで逮捕 東京地検

  7. 歌舞伎町傷害致死、「トー横」キッズら3人逮捕 警視庁

  8. 浜松城二の丸絵図など紛失 浜松市、史料計6点

  9. 禁止区域でアダルト商品販売 中野ブロードウェイの「まんだらけ」を書類送検

  10. JFEスチール工場で火災 けが人なし、愛知・半田