国道最高地点 シガヒルの悲願乗せて「ろんぐらいだぁすとーりーず!」とコラボ(1/2ページ) - 産経ニュース

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国道最高地点 シガヒルの悲願乗せて「ろんぐらいだぁすとーりーず!」とコラボ

国道最高地点到達証明書(左)のデザインに描かれた最高地点の石碑=12日、群馬県中之条町(原田成樹撮影)
国道最高地点到達証明書(左)のデザインに描かれた最高地点の石碑=12日、群馬県中之条町(原田成樹撮影)

初開催が昨年予定されていた自転車山岳レース「志賀高原ヒルクライム(シガヒル)」が2年連続で、新型コロナウイルス禍の影響で中止となった。国道最高地点のある渋峠という〝聖地〟での開催を楽しみにしていたファンや地元関係者の落胆は大きい。それでも開催日に用意していたささやかな記念イベントが予定通り始まり、多くのサイクリストたちが集っている。「来年こそは」。関係者は平穏な日常の訪れを願う。

構想10年

渋峠は、長野県山ノ内町と群馬県中之条町にまたがり、標高2172メートルは全国国道の最高地点だ。シガヒルは、長野側の志賀高原サンバレー駐車場から渋峠ホテルまでの13・1キロを最短1時間程度で登るレース。地元自治体や観光協会で作る実行委員会が主催する。

同レースは、構想から10年をかけて、ようやくこぎつけた。スキーで有名な志賀高原がグリーンシーズンの目玉イベントとしてシガヒルの検討を始めたのは平成24年。当時、県内の乗鞍や美ケ原で自転車レースが行われていたが、県北部では初の試みだった。

しかし国道を通行止めにするための警察の許可は簡単には下りず、まずは通行止めが不要な「志賀高原ロングライド」を26年から開始。実績を積み重ねようやく令和2年開催に念願のOKが出た。その矢先に、コロナ禍が広がり、道を阻まれた。

今年も開催の1カ月前まで決断を待ったが、泣く泣く見送った。スキー場や温泉街を主要産業とする同町は「安心・安全に観光客を迎えることを何よりも大切にしている」と町観光商工課の堀米貴秀係長はいう。

主人公も到達

一方で、2年連続の中止の中で、予定通り実施したのが日本国道最高地点到達証明書の特別版発行だ。