信玄の父、武田信虎を映画化 暴君否定し再評価へ

映画のヒットを祈願する信虎役の寺田農さん=甲府市、武田神社(平尾孝撮影)
映画のヒットを祈願する信虎役の寺田農さん=甲府市、武田神社(平尾孝撮影)

信虎をめぐっては、甲府商工会議所が「甲斐国の府中、『甲府』」をつくったとして、信虎にスポットを当てたイベントを平成30年末から実施。甲府駅北口のよっちゃばれ広場に信虎像を建立したほか、「信玄のパパ 武田信虎のほんとの話」の漫画を作成するなど、再評価の取り組みを行っている。

燎原の火のように

このほど、主役の寺田さん、金子監督、平山さんらが、信虎が開いた躑躅ケ崎館(つつじがさきやかた)の跡地でもある武田神社(甲府市)で作品のヒット祈願を行った。

祈願後、寺田さんは「信虎は戦略家であり、優れた政治家だった。この映画で、これまでの信虎像は変わり、日本人が歴史を勉強する良い機会になればうれしい」と強調。「甲府を起爆剤にして燎原(りょうげん)の火のように全国に広がってもらいたい」と話している。

映画「信虎」は11月12日に全国公開となるが、「TOHOシネマズ甲府」(昭和町)では10月22日から先行公開される。(平尾孝)