総裁選ドキュメント

岸田氏「子供の支援強化へデータベースを」 学生ボランティア活動を視察

児童らの学習支援活動を見学する自民党の岸田前政調会長(奥中央)=25日午後、東京都葛飾区
児童らの学習支援活動を見学する自民党の岸田前政調会長(奥中央)=25日午後、東京都葛飾区

自民党総裁選(29日投開票)に立候補した岸田文雄前政調会長は25日、東京都内で小中学生に学習支援を行う大学生ボランティアの活動を視察し、子供を支援する統合的な情報システムの構築を目指す考えを明らかにした。「教育や医療など子供たちのさまざまな情報を集約し、親子のサポートに生かすデータベース作りが必要だ」と述べた。

岸田氏は視察先の都内の公民館で、大学生ボランティアによる小中学生への学習指導を見学。真剣な表情の子供らを笑顔で見つめながら、運営者にボランティアの特徴や、授業の進め方、課題などを熱心に聞いた。

終了後、報道陣の取材に応じた岸田氏は、小中高の学年や年齢ごとで分散されているデータを集約する構想を明らかにした。子供たちの「居場所づくり」として、老朽化する公民館の整備にも意欲を示した。「継続的に支援する仕組み作りが極めて重要だ。子供の貧困から見えてくる課題をていねいに解消すべく、ひとつずつ、努力をしていく」とも語った。