「シャワー温度60度に」容疑者、周囲に語る 大阪府摂津市・3歳児殺害 - 産経ニュース

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「シャワー温度60度に」容疑者、周囲に語る 大阪府摂津市・3歳児殺害

大阪府警摂津署から送検される松原拓海容疑者=24日午前8時31分、大阪府摂津市
大阪府警摂津署から送検される松原拓海容疑者=24日午前8時31分、大阪府摂津市

大阪府摂津市のマンションで8月、新村桜利斗(にいむら・おりと)ちゃん=当時(3)=が殺害された事件で、桜利斗ちゃんの母親の交際相手で無職の松原拓海(たくみ)容疑者(23)=大阪府警が殺人容疑で逮捕=が事件後に、「シャワーの温度を60度まで上げた」と周囲に語っていたことが24日、捜査関係者らへの取材で分かった。

また、現場マンションの給湯器は台所にあるパネルで水温を37~75度まで設定でき、府警が駆け付けた際には40度程度になっていたことも判明。桜利斗ちゃんは全身に重度のやけどを負っていることなどから、府警は松原容疑者が犯行後にパネルを操作して偽装工作を行った可能性があるとみて詳しい状況を調べる。

捜査関係者や知人らによると、松原容疑者は逮捕前の府警の事情聴取に「シャワーの温度を徐々に上げていく遊びをしていた。以前にもふざけてお湯をかけたことがある」と説明。一方で、複数の知人には「風呂場の桜利斗が寒いだろうと思い、38度に設定していた水温を上げていき、最後は60度にした」と話した。

現場マンションにある給湯器は、水温を75度まで設定できるパネルが台所にあるが、3歳児の身長では届かない位置にある。事件直後に、府警がパネルの設定温度を確認した際は40度程度になっていたという。

一方、府警が桜利斗ちゃんの遺体を司法解剖したところ、頭から上半身を中心に皮膚がただれており、全身に重度のやけどを負っていた。複数の医師に意見を求めた結果、熱湯を5~10分程度浴びせられた可能性があるとされた。

遺体には熱湯を避けようとした形跡がなく、松原容疑者はやけどをしていないことなどから、府警は松原容疑者が何らかの方法で桜利斗ちゃんの体を固定し、熱湯を浴びせた疑いがあるとみている。

府警は24日、殺人容疑で松原容疑者を送検した。