択捉島の学校で毎朝国歌 露軍出身校長が独断

択捉島の中心地、紗那(ロシア名クリーリスク)の街並み=2014年(鈴木健児撮影)
択捉島の中心地、紗那(ロシア名クリーリスク)の街並み=2014年(鈴木健児撮影)

ロシアが不法占拠する北方領土・択捉島の紗那(ロシア名クリーリスク)にある公立学校で9月の新年度から、軍出身の校長が独断で毎朝ロシア国歌を流し教員や児童ら全員に起立姿勢で静聴させる校則を導入したことが23日、分かった。ロシアの学校で通常こうした習慣はない。

軍歴20年以上で予備役大佐のゴルバチョフ校長は地元記者に「子どもが国の象徴を知り、敬意を払って悪いことは何もない」と主張した。

地元紙のインスタグラムには「何のために子供の脳に偽の愛国心を植え付け、学校を軍に変えるのか」「軍人が校長になれるのか」などと批判的なコメントが付いた。

教員によると、校長は9月に就任。「愛国教育」として朝の授業前に国歌を流し始めた。(共同)

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