首位のロッテがソフトバンクに零封され、9月に入って初めての連敗を喫した。
先発予定だった佐々木朗が腰の張りで登板を回避。緊急登板した土肥は二回、柳田にソロ本塁打を浴びるなど3点を先制されて降板し、「優勝争いをしている中でせっかく先発のチャンスをいただいたのに、全く何もできなかった」とうなだれた。
活発だった打線もこの日は元気がなく、5安打で無得点に終わった。ポイントゲッターのマーティンが自打球を当て、右足甲骨折で離脱した影響は大きい。左ふくらはぎ打撲から復帰した藤原も、復帰後の5試合で無安打と調子が戻っていない。
2位のオリックスが敗れたため、2・5ゲーム差は変わらない。24日からの西武戦に向けて、井口監督は「しっかり切り替えて頑張りたい」と前を向いた。優勝マジック点灯目前で、正念場を迎えている。
(神田さやか)