千葉県、コロナ感染妊産婦への対応強化 - 産経ニュース

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千葉県、コロナ感染妊産婦への対応強化

千葉県庁
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千葉県は22日、新型コロナウイルスに感染した妊産婦への対応強化策を公表した。情報通信機器を用いた遠隔モニタリングと、入院調整を行う一斉照会システムの構築が柱で、いずれも10月中に開始する。柏市で8月、感染者の妊婦が入院調整中に自宅で早産し、新生児が死亡した事案を受けた措置で、再発防止を目指す。

県によると、遠隔モニタリングでは、新型コロナに感染して自宅療養中の妊婦に対し、かかりつけ医の依頼に基づき、分娩(ぶんべん)監視装置を貸し付ける。妊婦は同装置で胎児や自らの状態を日々測定し、その結果をかかりつけ医や周産期母子医療センターなどとオンライン上で共有。出産の兆候が見られた場合、入院調整などの必要な対応を行う。

県内では7~8月、新型コロナに感染した妊婦が計約100人に上った。そこで県は、10月末までに同装置を50台配備する。

一方、入院調整を行う一斉照会システムは10月上旬に稼働する。妊産婦が新型コロナに感染した場合、かかりつけ医は同システムに必要情報を入力。入院が必要となり、近くの周産期母子医療センターで妊産婦の受け入れができない場合、同システムを通じて県内全域の周産期母子医療センターに対して受け入れを照会する。