米、タカタ製3千万台調査 リコール対象外エアバッグ

米道路交通安全局(NHTSA)は21日、リコール対象となっていない旧タカタ製エアバッグについて調査を開始したと明らかにした。トヨタ自動車やホンダなど世界約20社の2001~19年型が対象で、推計3千万台に上る。新たな安全上の問題が生じたわけではなく、所有者が対策を講じる必要はないとしている。

旧タカタ製エアバッグは部品に乾燥剤を使用していないエアバッグが大規模リコールの対象となってきたが、今回は乾燥剤を使用したものを調査する。日本メーカーでは、日産自動車、SUBARU(スバル)、マツダも対象に含まれる。

NHTSAは「現在のところ安全上のリスクは確認されていないが、リコールされていないエアバッグの将来的なリスクを評価する」と調査理由を説明。調査対象に関し「現時点では破裂、負傷、死亡事故は確認されていない」とした。

旧タカタ製エアバッグの異常破裂で死傷者が出る事故は14年に問題化し、日本や欧米自動車メーカーによる大規模リコールに発展。タカタは業績悪化で17年に経営破綻した。(共同)

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