入試控え受験生にワクチン 優先枠、塾の職場接種も

塾の職場接種で

関西圏でも兵庫県姫路市が大学受験などに臨む高3や浪人生を対象に優先予約枠「受験生優先DAY」を開設。11月1日からは学校推薦型選抜(旧推薦入試)の出願が始まるため、受験生が安心して臨めるよう10月23日までに2回の接種が完了する日程を組んだ。

ただ、用意した3000人分の枠に対し希望したのは約2400人。市は高校にチラシを配布するなどPRしたものの、予約受け付け開始のたびに数時間で埋まってしまうことの多い一般枠とは対照的で、担当者は「一般枠などで予約済みの受験生も多いかもしれないが、高齢者層と比べて危機意識の温度差を感じた」。

一方、塾が生徒らに接種を進めるケースもある。首都圏を中心に個別指導塾「TOMAS(トーマス)」を運営する「リソー教育」は7、8月に職域接種を行い、従業員や講師に加えて18歳以上の塾生や保護者も対象にした。

接種人数は系列企業も含め計1万人で、同社は「受験生や家庭、生徒と対面で授業を行う講師の不安も払拭された。安心して受験に取り組む環境を整えることができた」としている。

(太田泰、花輪理徳、小林宏之)

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