谷垣氏、河野氏の最低保障年金を批判

谷垣禎一氏
谷垣禎一氏

中谷元・元防衛相は22日、自民党総裁選(29日投開票)に出馬した河野太郎ワクチン担当相が訴える年金制度改革を谷垣禎一元総裁が批判したことを明らかにした。谷垣氏が特別顧問を務める谷垣グループ(有隣会)の会合で述べた。

河野氏は、現在の基礎年金部分について、保険料を負担する現行方式から、全額税方式の最低保障年金とし、財源をすべて消費税で賄う案を示している。

中谷氏は21日、総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長らとともに東京都内の谷垣氏の自宅を訪問。その際、谷垣氏は河野氏の主張について「(ゼロベースの議論であり)大混乱するので今のシステムをどうするか検討した方がいいのではないか」と否定的な考えを述べたという。

谷垣氏は野党総裁時代、民主党政権が掲げた1人当たり月額7万円の最低保障年金の導入について、大幅な消費増税が必要なことなどを理由に反対した経緯がある。民主党は詳細な制度設計案を提示することができず、導入を断念した。