河野氏の政調疑問視に自民・下村会長「政府と連携強化」

自民党・下村博文政調会長(春名中撮影)
自民党・下村博文政調会長(春名中撮影)

自民党の下村博文政調会長は22日の記者会見で、自民党総裁選(29日投開票)に立候補している河野太郎ワクチン担当相が党の政務調査会の現状を疑問視していることについて、意見を述べた。

河野氏は21日の若手議員との意見交換会で、党の意見を政府の政策に反映させるプロセスに関し「官邸や役所へ提案を持っていき、写真を撮って『はい、終わり』というのが多くて、それを続けると、もう面倒くさい」「(政調の)部会でぎゃぁぎゃぁ言っているよりも、副大臣や政務官チームを半ば非公式に作ったらどうかと思う」などと私見を述べた。

これに対し下村氏は22日の記者会見で「河野氏の発言を承知していないから直接答えるのは控える」とした。その上で、昨年9月の政調会長就任以降、菅義偉(すが・よしひで)首相や加藤勝信官房長官に対し新型コロナウイルス対策などで13回の申し入れを行ったことを振り返り「全く無視されたということは1回もないと思う。政府は党の政策提言については着実に、確実に対応してくれていると思う」と述べた。

部会に関しては「一般論として、党内議論がさらに政府の政策に反映していくような連携強化や、政調の発信力を高めていくことは重要だ」と強調した。