秋元議員元政策秘書が控訴 IR汚職事件で有罪

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、秋元司衆院議員(49)と共謀したとして収賄罪に問われ、東京地裁で懲役2年、執行猶予4年の判決を受けた元政策秘書、豊嶋晃弘被告(42)の弁護人が判決を不服として控訴したことが22日分かった。21日付。

豊嶋被告は捜査段階で収賄を認めていたが、公判では一転して無罪を主張した。7日の地裁判決を受け、秋元議員側は即日控訴した。

判決によると、秋元議員がIR担当の内閣府副大臣などを務めた平成29年9月~30年2月、IR事業参入を目指した中国企業「500ドットコム」側から、計758万円相当の賄賂を受領した。

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