山梨の良さを客観的に発信 山梨総合研究所理事長

山梨総合研究所理事長の今井久さん(平尾孝撮影)
山梨総合研究所理事長の今井久さん(平尾孝撮影)

山梨総合研究所理事長 今井久さん(63)

6月、山梨県のシンクタンクである山梨総合研究所の理事長に今井久氏(63)が就任した。これまでの地域や経済の活性化に取り組んできた経験を生かし、地域の課題解決に向けた仕組みづくりを新しい山梨総研の使命と位置づけ、チャレンジする。

甲府市で生まれ、高校までは山梨県内で育ちました。大学は東京でしたが、卒業後は山梨県に工場がある企業に就職し、地元の工場に勤務しました。業務の中で、米国のベンチャー企業との協業が多く、英語の必要性を強く感じていたり、そのころは海外留学してのMBA(経営学修士)取得という世間の動きも強く、自分も「このままじゃいけない」という思いで、社会人5年目で会社を辞め、米国留学を決めました。

現地では日本語講師や、学部での非常勤講師などで収入を得ながら、学び、MBAや経済学博士課程を修了しました。そのタイミングで、山梨学院大が人材募集していることを知り応募。採用され、助教授、教授、商学部(現・経営学部)の学部長などを務めてきました。

米国時代に医療経済学の研究をしており、学院大のゼミでは、医療経済分野を主テーマに据えました。県内の主要病院の利用者満足度調査などを取り組んできました。同時に、県が「健康長寿日本一」を目標に掲げる中で、さらに自身の研究を進めようと、山梨大に新設された医学工学の大学院に入り、本腰を入れて研究し、医科学博士を取得しました。

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