三菱UFJ、米銀を売却へ 1兆9千億円、同業大手に

「三菱UFJ銀行」のロゴ
「三菱UFJ銀行」のロゴ

三菱UFJフィナンシャル・グループは21日、米国の傘下銀行であるMUFGユニオンバンクの全株式を米地銀最大手、USバンコープに売却することで合意したと発表した。取引を通じ、売却対価や株の割り当てなど総額約1兆9千億円分を受け取る。米国の不採算事業を見直し、収益改善を目指す。

ユニオンバンクの大企業向け部門などを三菱UFJに移管した上で、来年1~6月に全株式をUSバンコープに売却する。売却対価の一部としてUSバンコープ株の2・9%を受け取り、資本提携する方向で調整している。売却前にユニオンバンクからも配当などで現金を受け取る。

ユニオンバンクは西部カリフォルニア州を地盤に約300店舗あり、三菱UFJが2008年に完全子会社化した。米モルガン・スタンレーと並び米国事業の中核的な役割を担ってきたが、業績が伸び悩んでいた。

会員限定記事会員サービス詳細