「従来通りの開催困難」来年のさっぽろ雪まつり

多くの観光客で賑わうさっぽろ雪まつり
多くの観光客で賑わうさっぽろ雪まつり

札幌市や札幌観光協会などで組織する「さっぽろ雪まつり実行委員会」は21日、令和4年2月に開催予定の「第72回さっぽろ雪まつり」について、新型コロナウイルスの感染拡大が収束していないことから「大雪像を中心とした従来通りの開催は困難」と発表した。今後は中小の雪像などによる規模を縮小した開催の可能性や、オンラインなど時代に見合った内容を多角的に検討するとしている。

さっぽろ雪まつりは昭和25年にスタート。令和元年は202万1000人が来訪したが、2年はコロナ感染拡大のため大雪像の展示を見送り、中小雪像を別会場につくりインターネットで観覧できるオンライン開催とした。

今年度は令和4年2月1日から12日までの日程で、札幌市中心部の「大通会場」と「すすきの会場」、同市東区の「つどーむ会場」の3カ所で大雪像をつくる計画だった。実行委は「コロナの状況をみながらどのような形で開催できるかを検討していく」としている。

一方、大通公園などで毎年実施している「ホワイトイルミネーション」は令和3年11月19日から市内5会場で感染防止対策を講じた上で行う。このうち多くの人が集まりやすい大通公園会場は密防止のためフォトスポットをつくらないほか、飲食や物販、イベントなども見送る。同時に開催予定の「第20回ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo」はオンラインで行う。

さっぽろ雪まつりは毎年1月から2月にかけて札幌市内で開催。コロナ前は国内外から約200万人が観光で訪れるなど国際的なイベントとして知られている。