総裁選ドキュメント

拉致問題 河野、岸田、高市氏ら北とのトップ会談「必要」

青年局女性局主催公開討論会に臨む(左から)野田聖子幹事長代行、高市早苗前総務相、岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相=20日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
青年局女性局主催公開討論会に臨む(左から)野田聖子幹事長代行、高市早苗前総務相、岸田文雄前政調会長、河野太郎ワクチン担当相=20日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

自民党は20日、青年局・女性局主催の公開討論会を開き、4候補から拉致問題についての見解をただした。河野太郎ワクチン担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相の3氏は解決に向け、北朝鮮との首脳会談が必要との考えを重ねて示した。

河野氏は「首脳会談を成立させるためにはアメリカ、中国、韓国、ロシア、こうした国々と北朝鮮の問題について意見交換し、同じような方向性を向いて北朝鮮と話し合う土壌を作る必要がある」と指摘した。

岸田氏も「最後はトップ会談に持ち込まなければならない」と強調。「バイデン米大統領や米国の北朝鮮政策との連携も考えながら、しっかりシナリオを考えることが大事だ。時間との闘いという指摘を十分踏まえ、努力を続ける」と述べた。

高市氏は「何としても、乗り込んででも、しっかりと話してくる」と意気込みを表明した。またNHKの国際放送などを通じて拉致問題に関する発信を増やすべきとの考えを示した。

一方で、野田聖子幹事長代行は「インテリジェンス(情報収集・分析)をひそかにやることが拉致の解決につながるが、いまのところは滞っているのではないか」と批判した。「安倍晋三政権、菅義偉(すが・よしひで)政権の重要な課題の一つだったが、何か前進したかというと、私自身は何も聞いていない」とも述べた。