「富岡シルク」の新たな魅力創出へ 太さ15倍の新ニットで作品募集 製紙場でコンテスト

開発されたオリジナルニット絹糸と手編みの作品(富岡シルクブランド協議会提供)
開発されたオリジナルニット絹糸と手編みの作品(富岡シルクブランド協議会提供)

「富岡シルク」(群馬県富岡市産の繭で引いた絹糸)の普及などに取り組んでいる富岡シルクブランド協議会は、独自に開発したオリジナルニット絹糸「900デニール」を使った手編み作品を募集している。

オリジナルニット絹糸は、同協議会が平成28年に県繊維工業試験場に開発を依頼していた。一般的な絹糸と比べると15倍ほど太いのが特徴で、同協議会では「ふんわり、ふっくらとした編み物になり、風合いも絶妙になる」と話す。

今月から富岡製糸場内の売店と同協議会のオンラインショップで、1綛(かせ)(約60グラム)3500円で販売している。

手編み作品の募集は、オリジナルニット絹糸のすばらしさを数多くの編み物愛好家に知ってもらうのが狙い。10月20日まで参加者(先着50人)を募り、来年1月10日まで作品を公募する。参加費は3千円で、作品用のオリジナルニット絹糸を1綛プレゼントする。

作品の製作期間は約2カ月とし、2月上旬に富岡製糸場・西置繭所多目的ホールでコンテストを開催。来場者の投票で順位を決める。問い合わせは、同協議会(0274・67・7355)。