4年ぶり上方落語名人会 「四天王」直弟子が共演

「復活!上方落語名人会」の座談会で話す(左から)桂米団治、桂春団治、桂文枝、笑福亭鶴瓶=19日午後、大阪市北区のサンケイホールブリーゼ(鳥越瑞絵撮影)
「復活!上方落語名人会」の座談会で話す(左から)桂米団治、桂春団治、桂文枝、笑福亭鶴瓶=19日午後、大阪市北区のサンケイホールブリーゼ(鳥越瑞絵撮影)

4年前に終了した上方落語の名物寄席を復活させた「復活!上方落語名人会」(産経新聞社主催、上方落語協会提供)が19日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開かれ、上方落語界を支えた「四天王」の直弟子たちの話芸と共演が、落語ファンを楽しませた。

「名人会」は産経新聞社が昭和39年、上方芸能の振興を目的に創設した「なにわ芸術祭」の名物企画として始まった。「上方落語四天王」と呼ばれた六代目笑福亭松鶴(しょかく)、五代目桂文枝、三代目桂米朝、三代目桂春団治らが出演して人気を集めたが、平成29年に54回で幕を閉じた。

4年ぶりに復活した名人会には、四天王の直弟子である当代の桂文枝さんと桂春団治さん、笑福亭鶴瓶さん、桂米団治さんが出演し、古典や創作落語を披露した。

四天王をしのぶスペシャル座談会もあり、四天王の口調をまねながら、知られざる一面や稽古をつけてもらったときのエピソードを明かし、会場の笑いを誘った。

■復活!上方落語名人会」文枝、春団治、鶴瓶、米団治スペシャル座談会

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