議会襲撃被告への連帯集会開催 トランプ氏ら「罠だ」と主張

米連邦議会議事堂前の広場で開かれた右派の集会に参加した人たち=18日、ワシントン中心部(共同)
米連邦議会議事堂前の広場で開かれた右派の集会に参加した人たち=18日、ワシントン中心部(共同)

【ワシントン=大内清】米首都ワシントンの連邦議会議事堂近くで18日、トランプ前大統領の支持者らによる1月6日の議事堂襲撃事件に加わり訴追された被告らへの連帯を示す集会が行われた。厳戒態勢が敷かれるなか、警察当局はツイッターで、指定区域内にいた人数を「400~450人」と発表。報道関係者を除く実際の参加者数は小規模にとどまった。

集会はトランプ陣営の元スタッフが主宰する団体が企画したもので、同事件後に立件された600人超について、「政治犯」として長期勾留などの不当な扱いを受けていると主張。元軍人のマイクさん(39)は「バイデン政権があらゆる面で自由を圧迫している。声を上げなければ」と話した。

今回の集会をめぐって当局側は、反トランプ派による対抗デモや衝突の恐れもあるとみて警戒。現場周辺には警官隊のほか、大量の警察車両が配置され、フェンスが設置された。

一方、ソーシャルメディア上では極右グループが「トランプ派をあぶり出すための偽集会」だなどと主張して支持者に参加を控えるよう呼びかけたほか、トランプ氏も保守系メディアのインタビューで「集会はわなだ」と同調。東部ニューハンプシャー州から参加したルースさん(56)は、集会が小規模なものにとどまったのはトランプ氏の発言があったためだと推測し、「トランプ氏は自分自身で(主張を訴える機会を)台無しにしてしまった」と嘆いていた。