17日に告示された自民党総裁選(29日投開票)に出馬した河野太郎ワクチン担当相は17日夜のテレビ東京番組で、「記者の囲み取材に毎日応じるか」との「〇×形式」での問いに他の3候補が「〇」の札を挙げたのに対し、河野氏だけ「×」の札を挙げた。河野氏は情報発信力に定評があるとされている。
河野氏は官房長官が1日2回の記者会見に応じていることを指摘した上で「総理が何か説明しなければいけない時は丁寧に時間を取って、きちんと説明するのが大事で、ちょっと一言二言何か言ってみるというのは、あまり意味がない」と説明した。
番組には総裁選に出馬した岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行も出演。他の3候補は「国民に対して丁寧な説明を行う」(岸田氏)などと理由を述べた。
一方、河野氏は現在利用しているツイッターは当選後も続けるとし、「一方的な情報発信にならないか」との質問に「何をもって一方的な発信と言っているのか分からない」と答えた。