産経抄

9月18日

【自民党総裁選2021】候補者共同記者会見に臨む河野太郎ワクチン担当相=17日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)
【自民党総裁選2021】候補者共同記者会見に臨む河野太郎ワクチン担当相=17日午後、東京・永田町の自民党本部(春名中撮影)

事実上、菅義偉首相の次の首相を決める自民党総裁選は、男女2人ずつ計4候補の争いとなった。日本の針路と浮沈を左右する重大な選挙だけに、熱い論戦を期待したい。ただ、のっけから首をかしげる言葉も聞いた。告示日に特定候補に焦点を当てたくはないが、見逃せない。

▼「昭和の時代の概念だ」。河野太郎ワクチン担当相は17日、弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する敵基地攻撃能力について、時代遅れだとの見解を示した。「議論すべきなのは日米同盟でいかに抑止力を高めていくかだ」とも語ったが、どういう意味か。

▼政府は昨年6月、防衛相だった河野氏主導で地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画を断念した。これを受け当時の安倍晋三首相は周囲に述べた。「打撃力(敵基地攻撃能力)について正面から議論する」。迎撃システムが導入できないのならば、代替策として敵基地攻撃能力保有が必要だとの考えである。

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