生見愛瑠さんが交通安全PR、警視庁 ライブ配信

生見愛瑠さん(右)に感謝状が贈呈された=18日、港区六本木(吉沢智美撮影)
生見愛瑠さん(右)に感謝状が贈呈された=18日、港区六本木(吉沢智美撮影)

秋の全国交通安全運動(21~30日)に先立ち、警視庁は18日、テレビ朝日映像(港区六本木)で、タレントの生見愛瑠(ぬくみ・める)さんとともに交通安全教室を行った。新型コロナウイルス対策のため非公開で開催し、ライブ配信で交通ルールの順守をPRした。

警視庁はテレビ朝日映像と協力して、今回初めてバーチャルスタジオを活用。街並みといった背景や横断歩道などをCG(コンピューターグラフィックス)で合成してライブ配信した。配信にゲストとして参加した生見さんは道路を横断する際の注意点などを確認。「悲しい交通事故を1件でも無くすため、みんなで世界一の交通安全都市TOKYOを目指して頑張りましょう」と呼びかけた。

警視庁の担当者は「CG合成することで、ただステージ上の様子を配信するよりもより視聴者がイメージしやすくなる」と話した。

警視庁は春の全国交通安全運動でも交通安全教室のライブ配信を行っており、3千人以上が視聴したという。

担当者は「春の交通安全教室では収容人数1500人のホールで無観客開催したが、収容人数の倍以上の人が視聴した。コロナ禍で人を集めることはできないが、ライブ配信はその場所にいなくても見てもらえるという良さがある」と話した。

警視庁によると、昨年都内で発生した交通人身事故は前年比4825件減の2万5642件だったが、死者は同比22人増の155人となり、53年ぶりに全国最悪となった。

今年9月17日現在では、発生件数(概数)は1万8620件(前年同期比1459件増)と増加しているが、死者数は87人(同比9人減)と減少した。しかし、昨年は11、12月でそれぞれ20人以上が交通事故で死亡しており、警視庁は年末に向け交通安全意識の一層の向上を目指している。