原坂一郎の子育て相談

元気すぎて困る2歳半の息子

2歳半と6カ月の男の子を育てています。長男はよく言えば好奇心旺盛ですが、とても元気で困っています。動きは止まらないし、スーパーでもカートから降ろすとすぐにどこかへ行ってしまいます。保育園でも、お友達に手が出ることも多く問題児です。でもいつもニコニコしているので、大変ではあっても育てにくいと思ったことはありません。発達相談に行こうかと思いましたが、男の子はこんなものかも、と考えて、もう少し様子を見るつもりです。いつも怒ってばかりの私ですが、何かアドバイスをいただけるとうれしいです。

お子さんの大変な様子が書かれ、「育てにくくて困っている」とおっしゃるのかと思えば、まったくその逆だったので驚きました。「相談に行こうかな」「でも男の子はこんなものかも」と、冷静な判断力もお持ちのようです。

「多動」「すぐに親から離れる」「友達に手が出やすい」のは、確かにいわゆる発達障害の児童の行動のひとつですが、断定するのはまだ早いです。まずは半年後にある3歳児健診で、よく相談してみるのがいいと思います。

怒ってばかりとおっしゃいますが、怒るとき以外のあなたは愛情と笑顔にあふれた関わりをきっとしています。お子さんはそんなママが大好きです。怒り方にもよりますが、お子さんのいいところもたくさん見えているあなたなら少々怒っても大丈夫ですよ。罪悪感を抱くことはありません。

あなたはお子さんを「問題児」なんて思っていないはずなのに、そんな言葉が出てくるのは、おそらく園からもいろいろ言われているのだと思います。多動ならば、スーパーなどでも「親は何してるんだ」といった声も聞かれるかもしれません。

でもあなただけは、これからもお子さんのよき理解者でいてほしいと思います。子育てがうまくいく方法は「ありのままを受け止めること」「子育てを楽しむこと」と私はよく言いますが、あなたはそれができる人です。頑張ってください。

(こどもコンサルタント)

原坂一郎 23年間の保育士勤務を経て平成16年から、こどもコンサルタントとして研究・執筆・講演を行う。日本笑い学会理事。自他共に認める怪獣博士

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