特養職員2890万円着服 秋田、FX損失穴埋め

秋田県北秋田市の特別養護老人ホーム「永楽苑」の男性職員(29)が、介護保険事業収入など約2890万円を着服したとして、懲戒解雇されていたことが18日、特養を運営する社会福祉法人「秋田県民生協会」への取材で分かった。解雇は7月16日付で、職員は外国為替証拠金取引(FX)の損失の穴埋めに流用していた。

協会によると、経理担当だった職員は令和元年10月~今年6月、支払い名目で払い出した金を自身が運用するFX口座に入金するなど着服を繰り返した。架空の伝票を作り偽装もしていた。別の職員が同月、不自然な経理に気付き発覚した。

職員は全額返済を約束しており、協会は刑事告訴しない方針。