国連アフガン支援団の任期を延長 人権状況も監視

国連本部=米ニューヨーク
国連本部=米ニューヨーク

【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は17日、アフガニスタンで人道支援などを行う国連アフガニスタン支援団(UNAMA)の任期を、来年3月17日まで半年間、延長する決議案を全会一致で採択した。

イスラム原理主義勢力タリバンの恐怖政治に対する懸念が強まる中、人権状況を監視し報告する役割も担う。

アフガンで復権したタリバンは「少数派や女性を含めた包括的な政府を樹立する」としているが、発表された暫定政権の閣僚は全てタリバン幹部で、女性は含まれなかった。

安保理の決議は、紛争や渇水で困窮する約1800万人を支援する過程で、人権状況の改善も目指す安保理理事国15カ国の総意を示した。

決議の中で、UNAMAの任務は「人道支援を促進する」ほか、子どもに対する虐待など「人権状況を監視・報告」し、完全で平等な意味のある「女性の社会参画に向けて支援する」とされた。

UNAMAは国連の政治使節団で、アフガンでの国際機関や非政府組織(NGO)の人道支援などの事業を統括している。