神戸、勝負に徹して競り勝つ 札幌に1-0で白星

【神戸―札幌】前半、先制ゴールを決める神戸の中坂(右手前から2人目)=9月18日、神戸ユニバー記念競技場
【神戸―札幌】前半、先制ゴールを決める神戸の中坂(右手前から2人目)=9月18日、神戸ユニバー記念競技場

神戸にとって、会心の試合運びではないだろう。18日の札幌戦で後半途中に交代したイニエスタはピッチを去る際、珍しくいらだちをあらわにした。それでも1-0で競り勝ち。「難しい時間が多かったが、耐えながら戦えたのが良かった」と三浦監督。5日の広島戦で左足を負傷した攻守の要の山口を欠く中、粘り強い守りで貴重な勝ち点3を奪った。

今夏に加入した大迫、武藤がそろって先発。しかし、マンマーク気味の守備網を敷く札幌にボール保持の持ち味を消され、なかなかゴールに迫れない。

それでも「札幌が前がかりになれば、背後は同数になる。そこを狙う」(三浦監督)との戦略が奏功した。前半22分、GK飯倉のロングフィードで抜け出した武藤がゴール前の状況をよく見てマイナス方向のパス。走り込んだ中坂がゴール左に流し込んで先制点を奪った。

その後は、飯倉の好セーブなどで反撃をしのぎ、1点を守り切った。「やりたいことを我慢して勝った」と飯倉。三浦監督は「成績を出すにはクリーンシートで終わることが重要」と強調した。目標のアジア・チャンピオンズリーグ出場権を獲得するため、勝負に徹し続ける。 (北川信行)