新型コロナ重症者病床使用率、5都県でステージ4

新型コロナウイルスの感染者による重症患者向けの病床使用率が東京など5都県で、政府の対策分科会が示すステージ4(爆発的感染拡大)の目安となる50%以上であることが、厚生労働省が17日に発表したデータで分かった。前週の10都府県からは下がったが、東京などで医療提供体制の逼迫(ひっぱく)が続いている。

重症患者の病床使用率は東京が前週に比べ10ポイント以上減少し76・1%。千葉、神奈川、奈良、沖縄も減少しているがいまだに50%以上となっていて、ステージ4の目安に達した状況が続く。青森、秋田など6県では上昇した。

全入院者の病床使用率は全国で低下傾向にある。東京は前週に比べ10ポイント以上減少し46・5%と、ステージ3(感染急増)まで下がった。埼玉、千葉、神奈川や大阪、沖縄など9府県では、引き続き50%超とステージ4のままだ。

人口10万人当たりの新規感染者数は石川を除く46都道府県で減少。人口10万人当たりの療養者数は全都道府県で減少傾向にある。ただ新規感染者数は15都府県で、療養者数は25都府県でいまもステージ4となっている。