アイヌの格差問題調べて学ぶ NIE札幌大会

アイヌの問題を生徒に説明する北海道北見北斗高校の山崎辰也教諭(左端)=北海道北見市(同高提供)
アイヌの問題を生徒に説明する北海道北見北斗高校の山崎辰也教諭(左端)=北海道北見市(同高提供)

8月に行われたNIE(教育に新聞を)全国大会札幌大会では、オンデマンドで北海道内の小~高校の公開授業や実践報告が行われた。その一つとして、先住民族のアイヌについて考える授業が行われた。

アイヌが置かれてきた厳しい格差の問題に、どう向き合うか。日本社会全体の課題ともいえるテーマに取り組んだのは、北海道北見北斗高校の山崎辰也教諭(45)。

題材は札幌大がアイヌを対象に、奨学金や特別入学枠の制度を新設するなどと報じた新聞記事だ。それは「公平」な制度と言えるのか考えた。

まず背景を探ろうと、山崎教諭は生徒と、他紙の記事も用いて関連のデータや法律などを読み解き、実態を調べた。その結果、アイヌの平均年収が全国や全道の平均より低く、背後には「北海道旧土人保護法」に象徴される差別的な政策の歴史があったと分かった。

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