台風14号が再上陸 西日本横断へ

台風14号の影響で風雨が強くなる中、傘を差して歩く女性=17日午後6時59分、JR博多駅前
台風14号の影響で風雨が強くなる中、傘を差して歩く女性=17日午後6時59分、JR博多駅前

台風14号は17日午後7時前、福岡県福津市付近に上陸した。18日午前0時すぎには松山市付近に再上陸した。西日本を横断して東日本に向かう見通し。次第に温帯低気圧の性質を帯びるため広範囲で大雨や強風の恐れがあり、気象庁は高潮や土砂災害に厳重な警戒を呼び掛けた。福岡、佐賀、長崎の各県では風にあおられたことによる転倒などで5人がけがをした。

気象庁によると、福岡県に台風が最初に上陸するのは昭和26年からの観測史上初めて。今年の日本への台風上陸は8月の9号以来、3回目。

JR西日本は17日午後から山陽新幹線の計画運休を実施し、広島―博多間の上下線、熊本や鹿児島に向かう九州新幹線への列車の大半で運転を取りやめた。空の便も西日本を発着する便で欠航が相次いだ。長崎県や福岡県では停電が起きた。

気象庁によると、台風は18日に西日本から東日本に進み、夜には温帯低気圧に変わって19日朝には伊豆諸島付近に達するとみられている。