B型肝炎訴訟で21人和解 仙台地裁

集団予防接種での注射器使い回しを放置した国の責任が問われている全国B型肝炎訴訟で、原告21人が17日、仙台地裁で和解した。東北訴訟の原告1579人のうち、和解したのは1282人となった。

弁護団によると、21人は被害者の30~70代男女のほか、死亡した青森県の70代男性と宮城県の30代女性の遺族。被害者の県別は青森4人、岩手1人、宮城11人、秋田1人、東京1人、沖縄1人。

和解金は肝がんや慢性肝炎など症状の進行に応じて被害者1人当たり50万~3600万円。

会員限定記事会員サービス詳細