覚醒剤を使用したなどとして、大阪府警が覚醒剤取締法違反(所持、使用)容疑などで、18歳の少年ら3人を逮捕していたことが17日、捜査関係者への取材で分かった。3人は中高生のころから大麻を使用していたと供述。府警は大麻がその後の覚醒剤使用につながる「ゲートウエー(入り口)ドラッグ」になっていたとみており、若者の間で広がる大麻汚染に対し警戒を強めている。
逮捕されたのは、住所不定の自称作業員の少年(18)▽住所不定の無職の少年(18)▽当時少年だった大阪府内の無職の男(20)-の3人。
このうち作業員の少年の逮捕容疑は、今年7月、府内のホテルの一室で覚醒剤0・2グラムと大麻草3グラムを所持したほか、府内またはその周辺で覚醒剤を使用したとしている。ほかの2人もそれぞれ別の場所で覚醒剤を使用していたという。