総裁選ドキュメント

野田聖子氏の横顔…姉御肌の苦労人、ついに挑戦権

自民党総裁選への立候補を表明する野田幹事長代行=16日午後、東京・永田町の党本部
自民党総裁選への立候補を表明する野田幹事長代行=16日午後、東京・永田町の党本部

平成5年の初当選から女性衆院議員では最多となる9期連続当選を誇る。初当選時から「首相を目指す」と公言していたが、ようやく挑戦権を得た。

10年に37歳で小渕恵三内閣の郵政相に抜擢(ばってき)され、当時戦後最年少で初入閣を果たした。17年に郵政民営化に反対し、自民党を一時離党。女性候補を「刺客」として送り込まれたが、僅差で勝利した。復党後は安倍晋三政権で党総務会長や総務相といった要職を歴任した。

不妊治療に悩み、50歳で米国で卵子提供を受けて出産。障害のある息子を育てる実体験に基づき、子育てや福祉政策について深い知見を持つ。

姉御肌で多くの同僚議員から慕われる存在で、飲み仲間も多い。政界きっての酒豪として知られ、「國酒を愛する議員の会」会長も務める。祖父は野田卯一元建設相。