中国のTPP加入正式申請 加藤長官「見極め必要」 - 産経ニュース

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中国のTPP加入正式申請 加藤長官「見極め必要」

記者会見する加藤官房長官=17日午前、首相官邸
記者会見する加藤官房長官=17日午前、首相官邸

加藤勝信官房長官は17日午前の記者会見で、中国が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への加入を正式に申請したことに関し、参加国と連携しながら慎重に対応する考えを示した。

加藤氏は、TPPは市場へのアクセスや電子商取引、知的財産、政府調達、国有企業などで高いレベルが求められていると指摘した。その上で「こうした高いレベルを満たす用意ができているかどうかをしっかり見極める必要がある。加入手続きのルールを踏まえながら、関係国ともよく連携を取りながら対応していく」と説明した。

ただ、日本政府は中国の加入のハードルは高いと見ている。関税撤廃率の水準などの条件をクリアするだけではなく、参加11カ国の同意が必要となるためだ。TPPには中国と通商摩擦を抱えるオーストラリアや、南シナ海の領有権問題で対立するベトナムも加盟している。

政府高官は「中国はどこまで本気なのか。実際の加入はかなり難しいのではないか」と語った。