小田急刺傷 殺人未遂容疑で再逮捕へ

7日、警視庁成城署に入る対馬悠介容疑者
7日、警視庁成城署に入る対馬悠介容疑者

東京都世田谷区を走行中の小田急線の車内で男が刃物を振り回すなどして乗客10人が重軽傷を負った事件で、警視庁成城署捜査本部は、女子大生(20)に対する殺人未遂容疑で逮捕した川崎市多摩区西生田、無職、対馬悠介容疑者(36)を、別の乗客の男性(32)に対する殺人未遂容疑などで17日に再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。逮捕は3回目。

捜査関係者によると、8月6日午後8時半ごろ、藤沢発新宿行きの上り快速急行(10両編成)で、対馬容疑者が乗客の男性を刃渡り約20センチの牛刀で襲っている様子が防犯カメラに記録されていた。男性は、牛刀が当たるなどして右腕を打撲した。

犯行前にはコンビニエンスストアや食料品店で万引を繰り返した疑いなども強まり、窃盗や銃刀法違反容疑などでも逮捕する方針。

対馬容疑者は列車に乗った後、最初に面識のない都内の女子大生の胸や背中を牛刀で刺し、別の乗客を襲いながら移動。車内の床にサラダ油をまき、ライターで火を付けようとした。対馬容疑者に切られたり、逃げる際に転倒したりするなどし計10人がけがをした。