税投入の特典「違う」 ワクチン接種で大阪市長

記者会見に臨む大阪市の松井一郎市長=16日午後、市役所(矢田幸己撮影)
記者会見に臨む大阪市の松井一郎市長=16日午後、市役所(矢田幸己撮影)

大阪市の松井一郎市長は16日、新型コロナウイルスワクチンの接種を促進するため一部自治体が実施している特典の提供について、「よそ(の自治体)でしていることは否定しないが、税を投入してインセンティブ(動機付け)をするのは違うと思う」と述べた。同市での導入に関しては消極的な見解を示した。

松井氏は記者会見で、「民間(企業)がやるのはいいと思うが、アレルギーや障害のためワクチンを打ちたくても打てない人もいるし、接種に不安を持つ人もいる。そういう人たちも納税者であり、配慮が必要だ」と指摘。その上で、公平性の観点から、公金でインセンティブを設けることは妥当ではないとした。