尾身氏「第5波ピーク過ぎた」 「第6波可能性ある」とも - 産経ニュース

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尾身氏「第5波ピーク過ぎた」 「第6波可能性ある」とも

参院厚労委員会に臨むコロナ対策政府分科会の尾身茂会長=16日午前、参院第43委員会室(春名中撮影)
参院厚労委員会に臨むコロナ対策政府分科会の尾身茂会長=16日午前、参院第43委員会室(春名中撮影)

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は16日の参院厚生労働委員会で、新型コロナ感染の第5波について「新規感染者のピークは過ぎた。しかし、医療の負荷が続いている。そちらのほうをこれからより重視する必要がある」との認識を示した。

ピークを越えた理由に関しては「複合的だ。ワクチンは一つの要素。人流は5割削減の目標は達しなかったが、去年に比べると低いレベルで維持されている。多くの人が外で酒を飲むのを控えた。マスクを着用している人の率が高い」と説明した。

第6波が到来する可能性については「ワクチン接種率が上がっていくことによる安心感がある。そういう中で行動制限を急に緩和するとリバウンド(再拡大)するので、感染対策を続けないと、冬はそもそも感染が拡大しやすい時期なので、可能性はある」との見方を示した。

一方、コロナ病床の確保に関し「これからも努力すべきだが、一般医療を制限してぎりぎりのところでやっているので、5倍、6倍(に増える)ということはないと認識する必要がある」と指摘。「臨時の医療施設や宿泊療養施設を早く作らないと、また自宅(療養)ということになる」と語り、臨時医療施設などを早く整備するよう求めた。